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歯磨きにおける歯ブラシ（工具）と歯磨き粉の関係のように、研磨材（砥粒）が工具（ラップや研磨パッド）と離れて供給される研磨加工（遊離砥粒研磨加工と呼ばれる）においては、工具が研磨材をしっかり保持し研磨材と工具を滑りのない状態にすることで研磨性能が大きく変わってきます。

株式会社ツールバンクでは、その工具への砥粒の保持性を高める技術や砥粒保持性の良い工具を提供しています。砥粒の供給量が少なくても高い研磨能率と優れた仕上げ面粗さを実現しますので、生産効率を高め生産コストを減少させます。

研磨において優れた仕上げ面粗さを得るには微細な砥粒を用いるか軟らかい研磨パッドを用いる必要がありますが、いずれも工作物と研磨パッドの直接接触を生じさせ、研磨能率を低下させます。

そこで、株式会社ツールバンクでは１０μｍ程度のポリマー微粒子を用いてその表面に砥粒を付着させて研磨を行う画期的な方法を提案しました。このことで、形状精度を高めたり洗浄性を向上させたりして高付加価値の研磨が行えます。